ゆきたくさん降りましたね。
はじめて雪かき、飽きるほどしました。
ところで、
カットソーは縫えますか?Tシャツつくりたい!
と、
ニットを縫うとしたら、ロックミシンは2本針がいいですか?
って、よく聞かれます。
私もつくりたい。
大きくわけると2つ理由があり、
特別な場合を除いて、つくらずにいました。
理由
① 以前勤めていた会社では、布帛パタンナーとカットソーパタンナーが別カテゴリ
(私は布帛のほうです、カットソーもたまに縫っていましたが)
② 持っているミシンだと伸びがあまりよくなくて、既製品と同じような縫い方ができない。
(職業用直線縫いと2本針ロックを所有)
です。
とにかくネックなのは②で
カットソーのいいところは、
「釦とかなくて、さっと着れて、
動きに合わせて伸びてくれるところ」
だとおもいます。
これは縫った部分も布と一緒に伸びてくれないと実現できません。
ミシンの縫い目がのびる必要があります。
家庭用、職業用、ロックミシンでできる縫い目
直線縫い
本縫い・上糸と下糸があり、布表と裏が同じ見た目、返し縫いができる
縁かがり縫い
2枚の布地をあわせて縁をかがれる(1枚でも可)
ほつれ止め
ロック2本針というのは、縁かがり+直線縫いが一気にできるということです。
私は一気にする必要が感じられないので、2本目の針はずっと抜いています。
このどちらも、
既製品のようにのびる縫い目はつくれません。
糸をレジロンにすればのびるとかじゃなく。
実際、レジロンで直線縫いして引っ張ってみると、
既製品縫い目との伸縮率の違いがわかります。
レジロンはシャッペより耐久性がある。くらいの認識です。
直線縫いしないで、ロックだけのほうが伸びます。
が、強度が、売り物にはちょっと。
縫い目など、伸びなくても着れるパターンなのだ。
というときは、レジロン直線縫い+ロックでいいのです。
せっかく布が伸びるのだから、
縫い目も同じように伸びたいのだ。
となると、
二重環縫い
裏が鎖状の縫い目で伸縮性がある。
専用ミシンでできます。
(Googleで中古しらべたら185.000円のがはじめに出てきました。)
扁平縫い
フラットシームともいいます。
3本糸をつかい、伸縮性と強度を実現。
専用ミシンでできます。
肌着などの縫い目です。
どちらのミシンも、おうちには置けませんね。
アトリエに欲しい、かも。
と何度も思いましたが、
ちょっと方針が違ってくるような。
小さな工場としてやってくつもりなのか。みたいな。
Tシャツや下着は、素直に、
設備のある工場さんに発注しよう。
しかし、
今後は、
BLANC+としても、みんなが持っている設備で、
もっと出来ることも増やしたいため、
ロックと直線ミシンで対応可能なカットソーの範囲
探してみます。
はるもの、お楽しみに。
ではでは。
yumi
http://yumiozawa.com
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