2014年2月18日火曜日

基本的なパターンのかんがえかた

なにかをつくる時に、基本としている考え方や進め方って
世の中の渡り方みたいに、人それぞれに、あるんだと思います。

お料理とかも、一番大切にしてることが

だしや、時短や、栄養や、見た目や、
挑戦、だったり。



洋服のパターン(型紙)しかり。

それは料理で言うとダシみたいなもので。

素材とダシに、足したりひいたり、味付けしたり、

素材がいいと、そのままでいい。

ってときも。

(そんなこといって、料理はめったにしませんが。)



基本の基本、

専門学校では、一番初めに原型をつくります。
したの画像の左上みたいなやつです。
以前、この説明に書いたエントリ


この原型は、体の寸法測って、作図します。
作図以外の方法は、立体裁断です。


この、作図する原型というのも、
いろんな、なんとか式があります。

私は、文化服装学院出身なので、

文化式9AR原型をほぼ使います。
このサイズは既成のものが売っています。
私はこれをカスタムしています。



これをベース(基礎線)にして、
どのくらいゆとりいれるか、長くするか、などなど。

定規はつかうけど、
デッサンと同じ。

服の曲線をひくのも、絵がみんな同じように描けないのと同じで、
ひとそれぞれのカーブになっちゃうわけです。
コンピューターならみんな同じにひけるのかな。

そのひとの字や、絵の感じ
そのひとの料理の味

そういうのと一緒で。

縫うのもそうです。
縫われた線が、最終的にその洋服のアウトラインになる。

どんなに、パターンで数ミリのところで操作したって、
最後は縫う人による。
いい、わるい、ではないけど。


全部、一貫して同じ人がしていたら、
すごいことなんですよね。
濃縮還元。


BLANC+ のみんなが、
望んだものが出来るように、

これからすこしづつ、
説明とか、まとめていこうと思います。

今回は、基礎の考え方でした。



デザイン = パターン = 縫製



次回、

「原型、どうやってつかうの?」


で書きます。予告。



P.S
大雪の影響、すごかったですね。

みなさま雪かき、お疲れ様でした。
私も、ひそかに変なところ痛いです。

BLANCのyagicoさんのブログ、長野の雪景色もどこかのリゾートのようですよ。


ではでは。
もう降りませんようにっ!


yumi


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