2013年4月29日月曜日

古着的リノベーション

最近、お風呂で読んでいる本が

「HOUSE VISION 新しい常識で家をつくろう」 です。

人 環境 都市 法律 
大手企業のビジネス戦略 エネルギー政策 
予想しうる災害への対策

現在の日本や世界の問題を改善して、
さらに何十年も存在し続ける。

未来に生きる私達が寝食をする場所
今であり、未来であるのが建築です。

未来を知りたい。
建築知識のない私も、興味深く拝見しています。
そんなに難しい本じゃないのでたすかります。



ふと、ひっかかる言葉

・リノベーション

既存の建物に大規模な改修工事を行い、
用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりすること。
リフォームは老朽化した建物を建築当初の性能に戻すこと(wikipedia)


古着なんかは
当初のデザインに戻したりはせず、
誰でも自由に、裁ったり、接いだり

私自身は 引いていくデザイン派ですので、




本の中でお見かけした、

Sayama Flat(2008)


↑かっこいいんです。



古着やるなら、
こういう服。


生まれ変わったような、さばさばした服。



2013年4月28日日曜日

ものづくり ≠ パーソナル・ファブリケーション

わたしてっきり、ものづくりと聞くと、

個人が欲しいものを得るために、
お金を払うということで解決するのではなく、
時間をかけて体験をしながら、
古民家再生のようなセルフビルドのイメージで言葉をとらえていましたが、

そればかりではない、
むしろ、

ものづくり革命とは、それらの見直し、復活とは違うようです。


職人の香りがする
「ものづくり」

ではなく、

デジタルな香りがする
「パーソナルファブリケーション」

だそうです。

パソコンやインターネットでデータをつくり、
機械でぽちっとするタイプです。
誰でも欲しいものを手に入れられるという、
3Dプリンターとか、ですよね。


「FabCafe」


渋谷にあるそうです。

まだまだ私達が使えるようになるには時間がかかるだろうな、
なんて思っていたのに、すごい。




洋服のパターンもCADつかったり、
人の手がかからない様に工夫できます。

でも、手も目も元気だし、
まだまだ未熟なところもあるし、

立体で実験してかなきゃと自分は思います。
おばあちゃんになったら、使おうかな。と。



別の側面、

同じような目的をもつ人たちが集まれる場所って
いいですよね。


やっぱり、
Atelier Y も そんなふうに使ってもらいたいです。

でも、
アナログな手作業を、のんびり。

カフェ明治学校
今日は納品に行ってきました。

田舎にいると、ゆっくり生きたくなります。

あなたの価値観とはなんですか。

最終面接に伺ったときに、

COMME des GARÇONS の 川久保さんに質問されたことがあります。



「あなたの価値観とは何ですか。」


それから、6年。
今も覚えている質問で、
大切にしています。


大切にしていること、ものごとを考えるときのフィルターとかを
言葉で説明できるほど、
明確になんて、
自分でも掴めていなかった。

それは要するに、


ただなんとなく、
日々の命題を持たず、
誰の役にも立とうとせず、
食べて寝てきただけってこと


今、私の価値観とは。


「人、社会、環境の進化」 です。
しかしここで
私には言葉で十分説明できません。


なので、
服やものをつくることは、そのひとつひとつの答えと実験だと位置づけています。

視覚、触覚、背景まで積み上げる手数の多さが欲しいんです。


職業はファッション系ですが、
流行のこととか書かないブログです。

前述価値観により。
日々のkey wordを追いかけます。


・ものづくり革命
・Fab Lab
・リノベーション

・SELF BUILD BOX
・リテラシー

・消費社会研究家

・自己診断性

・孤独でないこと

・走りながら修理する

・大地への恩返し


ライフログとしても書いていきます。

よろしくおねがいします。