昔の庶民が着ていたものを見てきました。
そのひとつ、
青森県のもので、中に綿が入ってなくて、全て小さなボロ布を刺して厚くしてあります。
父母子供は裸で温めあって眠るそうです。
ミュージアムでは、写真を撮るのも触るのも大丈夫なので、触ってみました。
ゴワゴワで重い布団。
でもおかげで夫婦親子は、仲良くできる。
寺山修司さんや黒澤明さんも衣装やセットで、ここにある本物の昔のものを使ったそうです。
さっきアミューズ・ミュージアムで、ドンジャや民具を見た後に、
スカイツリーショッピングエリアで感じるのは、
「豊かさとは。」
ひとりでキラッキラの12月のスカイツリー行ったからかもしれないけど、さみしさ強調。
著書の「物には心がある。」
本物の糧になる本。
ドンジャの他にも、様々なものが載っています。一つ一つ紹介したいくらい(そのうちに)
平民や貧しい人の装い、資料さがすの大変なんです。
ファッションという入口からだと、宮廷服のような豪奢なスタイルしか記録に残らず。
庶民の当たり前っていうのは、記憶。
文化人類学的なアプローチ。
最後は形をなくして小布になる循環。
形だけじゃないデザインを感じて、襟を正したミュージアム訪問でした。
生活と装い。
研究テーマ。
ではではっ
yumi
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